色と服とわたし
色とわたし
新しい一年がスタートしました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
2019年初投稿は・・・
このサイトのプロフィール欄には
詳しく載せていないのですが
この仕事を始める前のことを
ちょっと書いておこうと思います
まずは
1966年、印刷業を営む両親のもとに生まれる
えっ、そこから!?という感じですが
ここが色と私の原点です、笑
幼少の頃から
父の仕事場で印刷専門の色見本帳や
イラスト集を絵本のように見て育ちました
その1000色以上ある色見本帳を
パラパラ漫画のように捲り
色のグラデーションを楽しんだりと
沢山の色に触れていた頃が
色への関心の第一歩です
余談ですが、私たちの目は
約700万色以上を識別することが可能と
言われています
数量が多い事を「色々」というくらいなので
本当に色は多いですよね
短大卒業後、不動産会社に就職
同僚の紹介でパーソナルカラー診断を受け
そこから色とファッションにのめり込みます
ちなみにパーソナルカラーはアメリカ発祥
日本に入ってきたのは1980年代半ばのことで
当時も広く普及しましたが
今またパーソナルカラーブーム到来ですね♪
宅地建物取引主任者として働きながらも
カラーリストになりたい気持ちを抑えきれず
週末はカラーリストの先生のもとで
色彩学やファッション、メイクを学びました
服とわたし
高級婦人服メーカーに転職
企画部門でファッションの基礎を学び
MDアシスタントとして
商品企画、トレンド予測、デザインの
調整などを行い
配色や色展開に関しては
カラーコーディネーターとして
色彩の知識を現場で活かすことも
ヨーロッパや国産の優れた生地を使い
高品質な服作りをするメーカーだったので
素材を見極める目を養う事もできました
当時、私の体型は
ミセスの9号サイズだったこともあり
(今はもっと成長してます^^;)
サンプルモデルとして
何着もの試作品を着用しました
シルエット、着心地、バランス、ポケットの
内袋の形状に至るまで徹底的に追及
女性が美しく見える服とは
どういうものなのか
チームで何度も修正を繰り返して
やっと一着の型が完成します
どんなに素敵な服でも
着る人の体型によって
印象が変わることも実感しました
服への想い
最近の傾向として
様々なアイテムが同時に流行ります
流行のサイクルも短いので
当然廃れるスピードもはやくなり・・・
ならばとファストファッションを利用して
流行の服を手軽に次々と手に入れられる
時代になりました
でも、本当にそれでいいの?
と気付かせてくれたのが
アパレルメーカー時代に仲良くしていた
デザイナーTさんの言葉でした
長年、デザイナーとして
数多くの婦人服を生み出してきたTさん
「これからは服に恩返しをしていきたい」
といって、会社を辞め
リメイク&リフォームショップを
オープンしたのです
デザインが古くなったり
サイズが合わなくなった服を簡単に
処分するのではなく
「色」が似合う
「装飾」が好き
「素材」に愛着がある
など、何かしらの思い入れがあるのなら
ちょっと手を加えてリメイクし
長く大切に着て欲しい・・・と
Tさんのその思いに私も共感しました
流行は一瞬だけど
自分に似合う色やカタチは一生モノ
なんですよね
アパレルメーカーを退職後
20年間学び実践してきたことの復習として
もう一度、基礎から勉強しようと一念発起!
パーソナルカラーアナリスト養成スクール
骨格診断ファッションアナリスト養成スクール
を経て
2011年、プライベートサロンオープン
今までの経験がひとつに繋がり
現在は「Color」と「Style」を軸とした
コンサルティングやセミナーを行っています
最後にサロン名の「Rays」について
「Rays」は”~を輝かす”という意味があります
あなただけに似合う
「Color」と「Style」を見つけて
本来の輝きを引き出すお手伝いをしています
今年も
皆さまとお会いできますことを
楽しみにしています
Rays Color&Style
安藤れい子