Color&Style

時計のベルトを変えてみたら・・・

2021.05.21 / 色のこと

腕時計のこと

今年初め、電車のドアに挟まれて
腕時計のリューズ(時刻合わせの突起部分)が
折れて壊れてしまいました

発車間際の電車に
急いで飛び乗ったわけではなく
発車まで数分ある停車中の電車に
乗った瞬間、何かの間違いで
突然ドアが閉まり挟まれました( ;∀;)
ドアはすぐに開いたので
体は無事でしたが腕時計が破損・・・

 

初めて買ったブランドの時計

その時、身に付けていた時計が
カルティエ
「マストコリゼ トリニティ ヴェルメイユ」

トリニティと言えば
バブル期に人気だったカルティエのアイコン
3連リングが有名ですね

3色のゴールドにはそれぞれ意味があり
ピンクゴールドは愛
イエローゴールドは忠誠
ホワイトゴールドは友情の象徴なのだそう

当時は婚約指輪や結婚指輪にする友人もいて
トリニティのリングに憧れた時期もありました

30代になって
時計の文字盤になっているトリニティに出会い
初めてブランドの腕時計を購入しました

革ベルトの色

この時計をしていると
背筋がピンと伸び、身だしなみや振る舞いも
自然と気を付けるようになり
きちんとしなくては!
と、ちょっと気を張っていたような

赤みがかったダークブラウンの革ベルトは
落ち着きや信頼感を感じつつも
内に秘めた情熱のイメージがあったので
時計に相応しいきちんとした大人を
目指していたのかもしれませんね、笑

 

今回、リューズを修理する際に
革ベルトも交換することに決めました

長く愛用して劣化していましたし、
何よりこの色の意味を存分に堪能したので
そろそろ
肩の力を抜いて身軽になりたいなと、笑

たかがベルト、されどベルト

革ベルトのサンプルは何種類もあり
色も素材も質感も様々

合わせるベルトによって
手元の印象がガラッと変わるので
なかなか決められない・・・

自分に似合うベルト探しは
「どんなファッションがしたいのか?」
「どんな自分になりたいのか?」
という大きなテーマのようで
自分と向き合う楽しい時間でした

最終的に選んだ革ベルトは
セミマットのトープカラー

トープとはもぐら色!
最近、バッグや靴でも見かける色名ですね

ベージュと同じように色幅がありますが
こちらはグレーとベージュを合わせたような
グレージュ

ベルトの色を変えただけなのに
まるで時計を新調したよう♪

優しく柔らかな色合いは
きちんとしなくちゃ、という緊張感を解いて
リラックス感を与えてくれますね
気分も軽くなりました

またイエローベースの服とも好相性で
すんなりと馴染み、気負いなく使えそうです

 

腕時計は面積は小さいけれど
コーディネートに与える影響は
思いの外、大きいんじゃないかな?

コーディネートに納得いかない時
時計を変えるだけで
解決することもあるんですよね

長く愛用してきた時計なので
これからも大切にしていこうと思います♪